2012 Fiscal Year Annual Research Report
〈地域〉をめぐる活動/運度に関する現代的意味についての研究
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22530597
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Research Institution | Ritsumeikan Asia Pacific University |
Principal Investigator |
清家 久美 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 准教授 (00331108)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 地域 / NPO / 社会運動論 / 現代社会論 / 協同組合 / 職人 / 日本思想 / 連帯 |
Research Abstract |
▼本研究では、近年日本国内の「地域」をめぐる活動/運動の現代的意義を考察することを目的とする。全国において地域の活性化の顕著な動きが見られるが、一般に言われるような従来の経済的活性化のみをその目的とはせず、ある運動性/思想性を持った活動を展開しているNPOなどの組織が存在する。本研究では、そうした動きを対象とし、人々はなぜ〈地域〉に関わる活動/運動をおこなうのか、その理由について、活動に関わる個人の意識に焦点をあて、いかなる社会的背景、社会構造において彼らがそうした行動を展開するのかを解明していく。すなわち日本思想/宗教的視点が導入された現代社会論や社会運動論的研究の問題系に位置づけられる。 ▼本研究の研究計画は①地域づくりに関する文献研究 ②現代社会論に関する文献研究 ③社会運動論に関する文献研究 ④日本の思想/哲学/宗教に関する文献研究 ⑤NPO/NGOに関する文献研究 おおまかに分けて5つの分野の文献研究が必要とされる。それぞれの分野における、理論的検討と綜合がおこなわれる。また対象となる地域でのフィールド調査が必要となる。新潟のNPO法人かみえちご山里や各地域で展開される地元学の手法を用いての地域活性化の活動等においてインタビュー等の質的調査をおこなうということを研究計画としている。 ▼①ほぼ網羅している②社会学における現代社会論はすでに多くを網羅している。③翻訳されている研究についてはほとんどすべてを網羅し、英文献も半ば網羅した④は思想、哲学については関係文献の研究をさらに進めた⑤はほとんどすべてを網羅しデータベース化している。また、NPOかみえちご山里ファン倶楽部の調査は、代表と各メンバーへの質的調査かつ言説分析をおこなった。今年度は当該NPOに関係する協同組合の研究による本研究の深化を目指し、投稿論文を一本完成させた。また新潟での研究会等を繰り返しおこなっている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)