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2010 Fiscal Year Annual Research Report

社会福祉実習における学習構造の探究とカリキュラム開発

Research Project

Project/Area Number 22530601
Research InstitutionShimane University

Principal Investigator

黒田 文  島根大学, 法文学部, 准教授 (60368412)

Keywords社会福祉 / 実習教育 / 質的研究
Research Abstract

H22年度は,従来,実習において学習されるべき内容についてどのような指標が挙げられているかに関する文献研究を行った.当初の研究計画では,学びの実態を分析するにあたり,主に,Reynolds(1965)の学習段階やKolb(1976)のスキル体系にみられる米国の実習教育モデルを援用する予定であったが,現在,我が国では「実習教育におけるスタンダード・ミニマム」の議論が盛んになってきていることを受け,本研究においてもその流れを視野に入れたうえで,「スタンダード・ミニマムの指標」と「学生の学びの実態」に関する比較を行い,考察するという内容で研究の方向転換を図ろうと試みているところである.
実質的な成果としては,学生が記述した実習ノートを電子データへ変換する作業を行っているが,当初予定していたOCRソフトの使用では,手書き文字の認識に非常に時間がかかることがわかったため,手書き文章を読み上げて音声認識ソフトを用いてテキスト化を行った.これについては対象学生についてほぼデータ化が終了している.上記のようにデータ基盤を整える作業に予想以上の時間がとられため,今年度の研究計画として掲げていた「データの形態素解析」には至っていないのが現状である.H22年度の作業が遅延しているという進捗状況を真摯に受けとめ,H23年度については,実習を終了した学生から早めに実習記録を収集し,電子テキスト化に取り組んだうえで,分析に着手するよう調整したい.H23年度末には分析結果の一部を学術雑誌に投稿する計画である.

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] SYMLOGの評定項目に関する妥当性の検討2011

    • Author(s)
      黒田文
    • Journal Title

      島根大学社会文化論集

      Volume: 7 Pages: 133-143

URL: 

Published: 2012-07-19  

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