2010 Fiscal Year Annual Research Report
スクールソーシャルワークのメゾ・マクロ実践モデル構築
Project/Area Number |
22530610
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
山野 則子 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (50342217)
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Keywords | スクール / ソーシャルワーク |
Research Abstract |
本研究の目的は、全国的には始まったばかりのスクールソーシャルワーク事業の確立のために、今までに海外研究も含めて実践モデルを模索してきたが、そのモデルを本格的に実施できるようプログラム化し、その効果を明らかにすること、実践モデルに沿ったスクールソーシャルワーカーの動きを表すDVDを作成しそのモデルの普及に努めること、その評価を得て、進化すべく新しくメゾ・マクロ実践における課題を取り入れてスクールソーシャルワークのあり方を追求していくことである。 この目的を遂行するために、2010年度は、予定通り、(1)マクロ実践の明示化:海外の文献レビュー、シカゴの調査を行った。また海外との交流を行うためにもモデル提示を英文化し、HPにアップした。(2)今までの研究、グラウンデッド・セオリー・アプローチによって明らかにした、教員が最も困難を抱えている領域における実践プロセスを実際に実行できるよう、試行調査を行い、M-D&D研究開発の手続きによって改良した。結果をハンドブックとして、冊子にまとめた。ほか学会誌に投稿し、すでに掲載された論文1本、掲載予定となった論文1本を執筆した。 本領域は、2008年度から始まったばかりで、マクロアプローチとして、追試可能な形に作成することは、ソーシャルワーク全体にとっても意義があると考える。
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Research Products
(13 results)