2012 Fiscal Year Annual Research Report
格差社会における高齢者虐待ソーシャルワークの理論と実践の体系化に関する調査研究
Project/Area Number |
22530625
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
山田 祐子 日本大学, 文理学部, 教授 (90248807)
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Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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Keywords | 社会福祉関係 / 虐待 / 高齢者 / 格差社会 / 死亡 / 地域包括支援センター / ソーシャルワーク / 痴呆 |
Research Abstract |
〔問題の背景と課題〕本研究は深刻化する格差社会と高齢者虐待ソーシャルワーク(社会福祉援助技術)の理論と実践の体系化の必要性から、2011年において、全国市区町村高齢者虐待防止主管課および地域包括支援センターへの郵送の質問紙調査を実施し、高齢者虐待と思われる行為を行う生活保護受給者や生活困難者の数量把握も含めた実態把握と支援状況とソーシャルワークの展開過程について調査を行った。その結果について、政府が一部を未公表であり、分析作業が未実施である高齢者虐待による死亡事例の分析を行った。そして死亡事例のみならず、死亡には至らないが重篤な事例および被虐待者の自殺や死亡による終結事例等、より緊急性、優先性が高い事例が、全国において存在することが示唆された。また検証についての実態把握も課題となっている。そのような状況から、新たに「虐待による高齢者の死亡状況と把握、検証に関する調査」を行い、死亡事例そして死亡には至らないが重篤な事例および被虐待者の自殺や死亡による終結事例等も調査対象事例とし、市町村等における検証の実態と課題について分析を行うこととした。 〔調査研究の概要〕1 調査の方法:全国市区町村高齢者虐待防止主管課、地域包括支援センターへの郵送の質問紙調査 2 調査対象機関等について (1)全国市区町村高齢者虐待防止主管課への郵送の質問紙調査(悉皆調査)、計1920箇所,(2)全国の地域包括支援センターへの郵送の質問紙調査(県別人口割の名簿順無作為抽出)、計2000箇所 3 調査期間:2012年3月に調査を実施し5月末日まで回収を延期した。 〔回収結果〕(1)全国市区町村高齢者虐待防止主管課:計527箇所、無効2 (2)全国の地域包括支援センターへの郵送の質問紙調査(県別人口割の名簿順無作為抽出):計441箇所
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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