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2010 Fiscal Year Annual Research Report

心理教育的リーダーシップ訓練プログラムの開発と有効性の検討

Research Project

Project/Area Number 22530669
Research InstitutionRissho University

Principal Investigator

古屋 健  立正大学, 心理学部, 教授 (20173552)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 懸川 武史  群馬大学, 教育学部, 教授 (20511512)
Keywords社会系心理学 / 心理教育的集団 / リーダーシップ / 訓練プログラム
Research Abstract

本研究の目的は、教員資質向上策のひとつとして,教員志望者の心理教育的リーダーシップを伸ばすためのトレーニング・プログラムを開発し,その効果と妥当性を確認することにある。本年度は以下を目標に研究を実施した。
1.心理教育的リーダーシップ訓練プログラムの開発:先行研究を踏まえ、心理教育的リーダーに求められる資質として自己・他者理解、コミュニケーションスキル、集団活動スキルに焦点を絞り、それぞれ3つのエクササイズから成る訓練プログラムを作成して、立正大学で開講する「社会心理学研究」の受講生56名を対象に試行した。リフレクションの内容分析から、標的としたスキルについての自覚が深まり、一定の改善があったとする自己評価がなされていたことが確かめられた。
2.プログラムの有効性評価方法の検討:効果測定のためのチェックリストを作成し、上記のプログラムと組み合わせて実施した。新たに作成したのは聴き方チェックリスト、アサーティブネスチェックリスト、集団活動評価票である。アサーティブネスチェックリストについては、事前事後での比較から統計的に有意な訓練効果が認められた。また、事前事後に実施したエゴグラムにおいても望ましい変化が見られた。しかし、集団活動評価票については記入に時間がかかる等の問題があり、十分な結果が得られなかった。
3.専門的プログラム開発のための準備:専門的プログラム作成の準備のため、教員志望の学生による模擬授業の資料を収集し、その指導方法と評価方法について検討した。ビデオを活用した自己モニタリングの活用が、行動の自己調整を高める上で有効であることが示唆された。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 教員志望大学生に対するコミュニケーションスキル訓練とその効果2010

    • Author(s)
      古屋健
    • Organizer
      日本心理学会第74回大会
    • Place of Presentation
      大阪大学
    • Year and Date
      2010-09-20

URL: 

Published: 2012-07-19  

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