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2010 Fiscal Year Annual Research Report

ライフレビューを活用した閉じこもり高齢者支援事業のプロセス評価と専門職への普及

Research Project

Project/Area Number 22530747
Research InstitutionTokyo Metropolitan University

Principal Investigator

藺牟田 洋美  首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (60250916)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山崎 幸子  福島県立医科大学, 医学部, 助教 (10550840)
古田 加代子  愛知県立医科大学, 看護学部, 准教授 (00319253)
Keywords閉じこもり / 介護予防 / 心理的介入 / 高齢者 / ライフレビュー
Research Abstract

高齢者の閉じこもりは、寝たきり・要介護状態のリスクファクターであり、特定高齢者支援事業において閉じこもり予防・支援が実施されている。ライフレビューを活用した訪問型支援が推奨されているが、実施可能な自治体は限られているのが現状である。そこで、閉じこもり高齢者へのライフレビューの有効性を再検討し、最終的に全国の専門職へのスキルの普及を目指すものである。
本年度の目的は以下の通りであった。
1.ライフレビューを活用した閉じこもり予防・支援訪問型プログラムのプロセス評価項目抽出と新たなアウトカム評価項目の検討
2.上記1の評価項目の妥当性の検証
上記の目的を検証するため、平成22年度4月~7月に、既存の実施データの検討や先行研究のレビューを踏まえ、閉じこもり予防・支援のための二次アセスメント票では把握できなかった心理・社会的側面に重点をおくライフレビュー支援のための新たな評価指標を作成した。具体的内容は、外出に対する自己効力感尺度、WHO-5、自己有用感、家族との会話、トランスセオリティカルモデルに基づく変容ステージなどであった。平成22年9月~10月に、研究協力を承諾した福島県下6市町において研修会を実施した。
平成22年11月~平成23年3月に5市町村において、訪問回数週1回計6回の訪問型プログラムを実施した。最終的に5市町で19名が本訪問プログラムに参加した。経過報告会では、ライフレビューを通じ、閉じこもり高齢者の生活の多様性が浮き彫りとなり、一様な援助方法では外出の支援や閉じこもり解消にはつながらないことが改めて確認された。なお、本研究は大震災の被害を受けた福島県が対象地域であったため、3月に授受予定であった最終的なデータの確保は遅れている。

URL: 

Published: 2012-07-19  

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