2010 Fiscal Year Annual Research Report
日・英・米のがん患者調査を通じた、リスク楽観度尺度及び患者主体の治療選択技法構築
Project/Area Number |
22530790
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
山岸 侯彦 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70286136)
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Keywords | リスク知覚 / がん治療 / 楽観性 / 意思決定 / 選好 / インフォームドコンセント |
Research Abstract |
日本、連合王国、米合衆国で血液がん患者を対象にウェブ調査を実施し、有効治療確立度と病歴によるがん治療法選好の傾向を確認した。次ページ雑誌文献の「平原・山岸(印刷中)」で成果を刊行した。 がん患者の治療リスク楽観度の測定と関連が深い記憶検索の認知過程モデルを構成し、次ページ雑誌文献の「Honda, Abe, Matsuka, & Yamagishi (2010)」で成果を刊行した。記憶検索過程モデルの構成と並行して、言語情報解釈時の脳活動データと眼球運動データを得て分析し、脳活動と眼球運動の同時測定から新規な認知過程の分析を可能にした。次ページ学会発表の「栗山・寺井・山岸・中川・楠見(2010)」で成果を発表した。
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Research Products
(4 results)