2012 Fiscal Year Annual Research Report
ドラマによるコミュニケーション能力育成のための保育者養成プログラム開発
Project/Area Number |
22530880
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Research Institution | 東京都市大学 |
Principal Investigator |
小林 由利子 東京都市大学, 人間科学部, 教授 (50245297)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 遵子 東京都市大学, 人間科学部, 教授 (80269521)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 保育者養成 / ドラマ教育 / 演劇教育 / クリエイティブ・ドラマ / ドラマ活動 / コミュニケーション能力 / DIE / インプロビゼイション |
Research Abstract |
遊び/ドラマ/演劇連続体の考え方にもとづき、平成22年度~平成23年度までドラマによるコミュニケーション能力育成のための仮説保育者養成プログラムを作成し、修正して平成24年度にさらに仮仮説プログラムを作成し、実施した。そして、最終的なプログラムを開発した。 インプロビゼイションとDIE(Drama in Education)を組み合わせたプログラムを基礎にして、パペットを使ったクリエイティブ・パペトリーとクリエイティブ・ドラマのプログラムを応用として開発した。前者のインプロビゼイションでは、道具などを使わずゲーム形式のアクティビティであるインプロビゼイションのプログラムを開発した。その上で、ストーリー性とテーマ性のあるDIEを実施するプログラムを開発した。平成22年度と平成23年度は、DIEプログラムをクリエイティブ・パペトリーとクリエイティブ・ドラマを実施した後に行ったが、アメリカで発展した活動とイギリスで発展した活動であったため流れがスムーズにつながらなかった側面があった。そこで、平成24年度はインプロビゼイションの後に実施したところスムーズにプログラムを移行することができたので、最終プログラムとしてインプロビゼイションとDIEを組み合わせたプログラムにした。 クリエイティブ・パペトリーにおいて、身の回りにある素材を使ってパペットを作成し、それらを使ってお互いに見せ合うというアクティビティを重ねた。その結果、学生たちは、パペットの背後に隠れて登場人物を演じることに徐々に慣れていった。パペットを通してコミュニケーションを自然に行えるようになっていった。これらのアクティビティを十分に行った後で、実際に自分自身が登場人物なるクリエイティブ・ドラマを経験した。その結果、学生たちの言語的・非言語的コミュニケーション能力が育成できたと考える結果を得ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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