2012 Fiscal Year Annual Research Report
組織的な保育力向上をめざす保育者研修の開発に関する研究
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22530899
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Research Institution | 中村学園大学短期大学部 |
Principal Investigator |
那須 信樹 中村学園大学短期大学部, 幼児保育学科, 教授 (60300456)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田 光洋 和洋女子大学, 人間・社会学系・教育学研究室, 教授 (60248664)
濱田 尚志 香蘭女子短期大学, 保育学科, 准教授 (80342385)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 保育者の研修実態 / 園内研修 / 組織的な保育力向上 / 対話 / 研修システム / 公開型園内研修 / 園内研修スキーム |
Research Abstract |
平成24年度は、前年度に実施した「幼稚園・保育園(保育所)における研修実態」のデータをもとに、園内外における研修実態を量的に分析しつつ、先駆的な園内研修の取組みを展開している福岡市内の幼稚園を中心にフィールドワークやヒアリングを実施した。 調査データならびにフィールドワークを踏まえ、保育者の研修実態の概略ならびに具体的な課題を明らかにしながら、第一に、中間報告的に研究成果の一部を学会等で報告、加えて保育者研修に関するシンポジウムの企画等を行った。具体的には、1.日本保育学会第65回大会研究口頭発表「組織的な保育力向上をめざす保育者研修の開発に関する研究<1>-幼稚園における「園内研修」の実態調査結果を中心に-」(平成24年5月)、2. 日本保育学会第65回大会研究ポスター発表「実習生の力を引き出す教育実習指導のあり方について(2)-実習事前・事中・事後の学習支援ツールの活用と実習生の自己評価を通して-」(平成24年5月)、3. 平成24年度小倉南私立幼稚園協会教師研修大会講演「自園の保育力を高める~『対話』を生み出す園内研修への取組みより~」(平成25年1月)、4.日本保育学会第66回大会実行委員会企画シンポジウムコーディネート「これからの保育者研修~保育者養成の限界と研修システムの構築~」(平成25年5月)、5.日本保育学会第66回大会自主シンポジウム話題提供「対話型アプローチに基づく保育研修~学びの場づくりのためのラウンドテーブル~」(平成25年5月)、以上である。 第二に、「公開型園内研修」等に取り組む園との協働により、年間計画に基づきながら、組織的な保育力向上に向けた試行的な園内研修(園内研究)を継続的に実施。効果的かつ組織的な保育力の向上に必要な園内研修スキームを明らかにすることに務めた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)