2012 Fiscal Year Annual Research Report
学校経営へのTQMの導入による教師間の同僚性の向上に関する実証的研究
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22530903
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Research Institution | 株式会社PHP研究所 |
Principal Investigator |
亀田 徹 株式会社PHP研究所, 国家経営研究本部, 主席研究員 (10573967)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中條 武志 中央大学, 理工学部, 教授 (40198106)
花田 里欧子 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (10418585)
田村 知子 中村学園大学, 栄養科学部, 講師 (90435107)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 教育学 / 品質管理システム / 学校経営 / ブリーフセラピー |
Research Abstract |
最終年度となる平成24年度は、これまでに開発した学校経営プログラムの実施と教師対象のアンケート調査、および研究のまとめを行った。 学校経営プログラムについては、基本的には23年度の内容を維持して実施した。校内プロジェクトチーム(以下「PT」)に参加した教師と参加しなかった教師との間の意識の差を埋めるための工夫も23年度と同様とした。 教師対象のアンケートについても、23年度の質問項目を維持しつつ、学校での経営改善の内容に応じて若干の修正を加えた。また24年度においては、改善活動のどの項目が教師間のチームワークにもっとも効果があったかをたずねる質問項目を追加した。 実践地域は、23年度に引き続き福岡県とし、同県立高校(1校)で実践を行った。 教師対象のアンケート調査の結果概要は以下のとおり。 ・改善活動の各項目が教師間のチームワーク向上に効果があったかどうかについては、すべての項目について効果ありと考えているとの有意な結果を確認した。PTメンバーの教師とPTメンバー以外の教師とで分けた場合も、両者ともすべての項目について教師間のチームワーク向上に効果ありと考えているとの有意な結果を確認した。 ・改善活動のどの項目がチームワーク向上にもっとも効果があったかについては、今回の実践に特有の事情が影響した可能性もあることから、項目の特定は難しかった。 3年間の研究を通じ、つぎの2つの結果および1つの原則が明らかになった。 (1)学校経営にTQMを導入するという学校経営プログラムの実施により教師間のチームワークは向上。 (2)改善活動のうちのどの項目がチームワーク向上に効果をもたらすかを本研究から特定することは困難であった。 【原則】「参加意識がチームワークを向上させる」
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[Presentation] Multimodal corpus for psychotherapeutic situation2012
Author(s)
Masashi Inoue, Ryoko Hanada, Nobuhiro Furuyama, Toshio Irino, Takako Ichinomiya, Hiroyasu Massaki
Organizer
Workshop on Multimodal corpora : How Should Multimodal corpora Deal with the Situation?, (Pre-conference workshop of LREC 2012 )
Place of Presentation
Istanbul, Turkey
Year and Date
2012-05-22
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