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2012 Fiscal Year Annual Research Report

海外子女教育にみるトランスナショナルな教育戦略の実践に関する研究

Research Project

Project/Area Number 22530908
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

佐藤 郡衛  東京学芸大学, 国際教育センター, 教授 (20205909)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords海外子女教育 / 補習授業校 / 多文化教育
Research Abstract

平成24年度は、最終年度でありこれまでのインタビュー調査に加えて、質問紙調査を実施した。ロサンゼルス補習授業校を中心にして44人から回答を得た。対象者の属性は、性別では男性15人、女性28人(不明1人)、年代別では10代8人、20代13人、30代13人、40代以上9人、不明1名である。主な調査項目は次の通りである。「海外の滞在歴」「補習授業校について」「進路選択について」「現地校について」「交友関係について」「日本の情報の接触度合い」「日本との行き来」「卒業後の進路」「就職・職業について」「帰国生であることを周囲からどのようにみられたか、今はどうか」「今振りかえって補習授業校をどのようにとらえるか」「進路選択やキャリア形成にとって補習授業校はどのような意味をもったか」などである。
調査結果の概要は次の通りである。補習授業校のイメージでは「友人関係」「運動会やキャンプなどの学校行事」「日本語の勉強」などがあがっている。補習授業校に対しては「いい経験だった」「意味があったと思う」と肯定的な意味づけを行っている。具体的には、「友人関係」「日本文化と日本語の習得・維持」をあげる人が多い。また、補習授業校を学校選択や職業選択において影響があったという回答も多い。「帰国生であることを周囲からどのようにみられたか」については、「英語ができる」という評価が多く、周囲から奇異な目で見られた経験をしている人が各年齢とも多い。しかし、その英語力を生かして職業選択をしているという回答も多く、特に40代以上に多い。年齢別で大きな違いは、10代、20代では、補習授業校在校中にほぼ毎日インターネットやユーチューブなどを通して「日本の情報」に接触しているのに対して、30代以上では、週に2日程度が多く、その媒体も雑誌やビデオをあげる人が多い。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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