2012 Fiscal Year Annual Research Report
専門分野別教育プログラム認定・評価導入への実証的研究
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22530912
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
堀井 祐介 金沢大学, 大学教育開発・支援センター, 教授 (30304041)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青野 透 金沢大学, 大学教育開発・支援センター, 教授 (00202490)
西山 宣昭 金沢大学, 大学教育開発・支援センター, 教授 (10198525)
大佐古 紀雄 育英短期大学, 保育学科, 准教授 (10350373)
姜 達雄(渡辺達雄) 金沢大学, 大学教育開発・支援センター, 准教授 (20397920)
林 透 北陸先端科学技術大学院大学, 大学院教育イニシアティブセンター, 准教授 (20582951)
早田 幸政 大阪大学, 評価・情報分析室, 教授 (30360738)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 大学評価 / 専門分野別教育プログラム |
Research Abstract |
平成24年度は、FIBAA、ASIIN、EASPA、evalag、ZEvA、Akkreditierungsrat について書面調査および訪問調査研究を行った。 FIBAA、ASIIN、EASPAにおける調査では、アカデミックの拠点としての大学と、それを実学として活用する産業界との結節点としてアクレディテーション機関の位置づけ、「専門分野別プログラム質保証」「機関別質保証」の混在状況とその融和への模索、学習成果および内部質保証重視、工学のように国際的な人材流動が生じる分野や国際関係を考慮することが不可避な分野(例:環境など)では、質保証の基準や手法のリージョナル化やグローバル化がさらに進むことなどが確認できた。 evalag、ZEvA、Akkreditierungsratにおける調査では、具体的な教育プログラム・アクレディテーション活動の実態、評価者チームの構成、評価者選任方法、ESGの考え方に基づく評価機関へのアクレディテーション活動について確認できた。 欧州では、学部レベルからの教育プログラム・アクレディテーションと機関としての大学に対する機関別アクレディテーションが混在しており、ドイツのように並立している場合もある。ドイツでは、教育プログラムアクレディテーションの場合、当該分野の専門家および学生等が参加するpanelによるpeer reviewの形が取られている。また、関連学協会との連携についても対応はそれぞれ異なっていた。ドイツでは内部質保証体制を重視したシステムアクレディテーションが導入されている。 これら欧州での調査結果は、社会的、歴史的背景が異なるものの、現在、学術会議を中心に進められている分野別参照基準の活用に参考になるものと考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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