2012 Fiscal Year Annual Research Report
イメージマップを活用した学習支援に関する実践的研究
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22530939
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
栢野 彰秀 島根大学, 教育学部, 教授 (50466471)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三宅 正太郎 福山大学, 人間文化学部, 教授 (50107017)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | イメージマップ / 学習支援 / 小中学校 / 理科 / 国語 |
Research Abstract |
研究最終年度の2012年度は、イメージマップを学習支援ツールとして活用した小学校理科1単元及び中学校理科第2分野1単元の授業実践を行い、イメージマップの学習支援ツールとしての有効性に質的・量的検討を加えた。その成果を学会発表3件、論文1報にて報告するとともに、これまでの研究成果を紙媒体の報告書にまとめ、北海道釧路市及び島根県松江市などの小中学校教師に配付し、研究成果を広く公開した。 2010年度~2012年度の3ヶ年の研究期間中、小・中学校教員との実践研究組織を通じて、小学校総合、小学校理科第3学年1単元、第4学年3単元、6学年3単元、小学校国語第5学年2単元、第6学年1単元、中学校理科第1分野2単元、第2分野2単元についてイメージマップを学習支援ツールとして活用した授業実践を行った。 それらの授業実践に質的及び量的な分析検討を加えた結果、小学校の理科授業においても、中学校の理科授業においても、イメージマップを学習支援ツールとして授業中に活用できることが明らかになった。小学校国語については、説明文単元、作文及び詩の単元において、イメージマップを学習支援ツールとして授業中に活用できることが明らかになった。 これらの研究成果は、3ヶ年の間に学会発表13件、論文7報で公開されている。また、これまでの研究成果を紙媒体の報告書にまとめ、近隣の小中学校教師に配付し、広く研究成果の還元も行った。 これらのことからIMTは、学習支援ツールとして公立小・中学校における日常の理科授業及び国語授業の一部の単元においても利用できることが分かり、IMTの適用範囲が広がり、当初の研究目的が達成された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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