2012 Fiscal Year Annual Research Report
日本人英語教員の英語力向上に役立つ「教室内英語力」の評価尺度の開発
Project/Area Number |
22530969
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Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
中田 賀之 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (40280101)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長沼 君主 東京外国語大学, その他部局等, 講師 (20365836)
池野 修 愛媛大学, 教育学部, 教授 (70294775)
木村 裕三 富山大学, その他の研究科, 教授 (80304559)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 教室内英語 / 評価尺度 / 教師教育 |
Research Abstract |
本研究における平成24年度の主な実績は、英語教員が備えておくべき教室内英語力の概念を網羅的かつ具体的に定義し、そのために必要な複数の尺度および研修マニュアルを作成し、その成果を教室内英語評価尺度活用マニュアルにまとめ, 全国の教育研究機関・教育委員会・研究者に配布したことである。 具体的には、以下の8つが挙げられる。第一に、代表者・分担者会議を複数回行い、行動目標の習得状況を評価・測定するための4種類の尺度(統合的診断尺度・内省的分析尺度・機能別尺度・タスク別尺度の素案)の精度の向上に努めた。第二に、統合的尺度を使用し, 教室内英語力の自己・相互評価を行い, データ収集・分析を行い、尺度に修正を加えた。第三に、全国英語教育学会で、尺度を使用したデータ分析結果に基づいて発表した。第四に、第51回大学英語教育学会国際大会で、香港大学Steve Andrews教授を招聘し招待講演をしていただいた。第五に、第51回大学英語教育学会国際大会で、科研プロジェクトについてシンポジウムを行い、香港大学Steve Andrews教授には指定討論者として招いた。第七に、代表者は、分担者およびAndrews氏と会合をもち、今後の研究のありようについて意見交換をおこなった。最後に、科研の報告書として、教員が校内および自主研修でしようできる教室内英語評価尺度マニュアルを作成し、広く関係機関に送付したことである。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] Classroom English Language Benchmarks for Japanese EFL Teachers.2012
Author(s)
Nakata, Y., Ikeno, O., Naganuma, N., Kimura, Y., & Andrews, S (Nakata, Y)
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Journal Title
Proceedings of the JACET 51st International Convention
Volume: なし
Pages: 20, 27
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[Presentation] Classroom English language benchmark for Japanese EFL Teachers (特別シンポジウム)
Author(s)
Nakata, Y., Ikeno, O., Naganuma, N., Kimura, Y., & Andrews, S (Nakata, Y)
Organizer
The JACET 51st International Convention
Place of Presentation
愛知県立大学
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