2012 Fiscal Year Annual Research Report
自然系社会教育施設を活用した地域・体験型理科教材プログラムの開発
Project/Area Number |
22531002
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
大鹿 聖公 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (50263653)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
向 平和 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (20583800)
佐藤 崇之 弘前大学, 教育学部, 准教授 (40403597)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 理科教材 / 社会教育施設 / 地域活用 / 体験型プログラム |
Research Abstract |
本研究では、新しい学習指導要領下でうたわれる理科教育の充実、体験学習の充実を図るための自然系社会教育施設を活用した地域型・体験型の理科教材プログラムの開発を目指した者である。本年は研究の最終年にあたり、主に以下の3点の研究ならびに研究の総括を行った。 ①社会教育施設を活用した体験型理科教材の開発: 社会教育施設等から入手した施設が保有する学習素材ならびに地域素材をもとに理科授業で活用できる教材を開発した。具体的にはフクロウのペリット、骨格標本など動物園から得られる素材を用いた。また、日本全国で活用できるための地域活用についても検討した。 ②開発した教材を導入した実践とその検証: 開発した教材やプログラムを導入した授業実践やイベント活動を行った。具体的に開発した教材であるフクロウのペリットについて、中学校での授業実践、動物園における入場者を対象としたイベント実践と形式を変更して実践を行った。その結果、いずれも有効な結果を得ることができた。今までにない開発と実践の連携を行うことができた。また、そこで得られたデータを元に、教材やプログラムの改善・改良をはかり、教員を対象に教材やプログラムを紹介・提供した。 ③社会教育施設と学校現場を連携するためのネットワーク構築:社会教育施設の学芸員や教育担当を対象として、また、学校現場の教員を対象として、連携を深めるためのネットワークづくりを行った。日本動物園水族館教育研究会のメンバーを中心に、教育連携に積極的な施設や個人が集えるネットワークを構築した。このネットワーク上で開発した教材の再検討や普及などを行うと同時に、研究終了後も研究会や研修会の実施を予定している。 以上の3点に加え、研究の総括として、今後は、今回の研究成果をもとに、地域の実態に応じて教育連携の質的向上をはかる必要があることがわかった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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