2012 Fiscal Year Annual Research Report
幼小中校種間連携国語科カリキュラムの開発のための文学作品の読みの学習指導の研究
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22531021
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Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
住田 勝 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (40278594)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 美智代 福山市立大学, 教育学部, 准教授 (00369779)
寺田 守 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (00381020)
渡辺 貴裕 帝塚山大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50410444)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 国語科教育 / 文学教育 / 国語学力 / 系統性 / 物語の構成要素 |
Research Abstract |
幼稚園、小学校、中学校それぞれの校種間の緊密な連携を図り、一貫性のある、かつそれぞれの学習者の発達段階に応じた系統的な国語科におけるわけても文学作品の読みの学習指導を構築するための基礎的な作業を行うために、今年度については次のような取り組みを行った。 小学校に続いて中学校の教科書も改訂を終えたこともあり、現行の小学校、中学校の国語教科書の系統性を、具体的な教材を比較分析しながら明らかにした。その結果、次のような物語の構成要素が、文学的読解力の徴標として有効なのではないかという仮説を得ることができた。 人物(設定・視点・対人物・脇役)/場面(反復対比・首尾・伏線)/語り(一人称・回想)/表現(比喩・象徴・文末・モダリティ・会話・描写) そして、こうした観点が、実際の国語の学習指導の中でどのように子どもたちに提示され、学習指導の対象となっているのかを確かめるための実態調査を設計する準備を進めた。今期、具体的な実施計画までは策定することができなかったが、今後実際の学習指導場面における学習者の反応調査や、国語教師の意識調査を通して、幼少中を貫く文学的読解力の系統を明らかにしていきたい。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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