2010 Fiscal Year Annual Research Report
社会奉仕体験活動の展開におけるステークホルダーへの説明責任に関する実用的研究
Project/Area Number |
22531033
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
宮崎 猛 創価大学, 教職研究科, 准教授 (50440227)
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Keywords | インパクト評価 / ステークホルダー / 説明責任 / サービス・ラーニング / 社会奉仕体験活動 / 互恵関係 |
Research Abstract |
I.説明責任の在り方についての基礎研究(5月~8月) 本研究を開始するために、各種データベースの検索によって、学校教育における地域諸機関との連携を伴う体験活動の際に必要とされる説明責任に関する諸文献を収集した。同時に社会奉仕体験活動に類する活動におけるパフォーマンス評価の理論や実践などの諸資料を収集した。 II.国内調査(6月~11月) 国内における社会奉仕体験活動とそこにおける外部への説明責任がどのように行われているかについての実地調査を行った。フィールドワークは当初の予定では9月からの調査予定であったが、研究を効率的かつ効果的に推進するために6月より開始した。 1立命館大学 衣笠キャンパスサービス・ラーニングセンター 6月18日実施 2国際基督教大学 サービス・ラーニングセンター 6月29日実施 3小平市立小平第三小学校 7月15日 実施 4小平市立小平第六小学校 8月9日実施 5点訳ボランティアグループ 八王子六つ星会 10月13日実施 6神奈川県立逗子高等学校 サービスラーニングセンター(Z-Selec) 10月29日実施 7関西国際大学尼崎キャンパス サービスラーニング室 11月18日実施 III.国内調査のデータ化ならびに分析(12月~3月) 上記調査におけるすべてのインタビュー記録についてトランスクリプションを行い、学校・大学側の立場、コーディネータの立場、受け入れ機関の立場から説明責任の実施状況やその必要性等についての知見を整理・分析した。 IV.国外調査(3月) 本研究の研究協力員であるアメリカインディアナ大学ココモ校Masato Ogawa准教授を訪問し、本研究のねらいや方法について共通理解を図ると共に、平成23年度に予定している米国における実地調査の概要を策定した。
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