2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22531044
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Research Institution | International Pacific University |
Principal Investigator |
杉田 郁代 環太平洋大学, 次世代教育学部, 准教授 (90469320)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊崎 一夫 環太平洋大学, 次世代教育学部, 教授 (10574113)
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Keywords | 不登校回復期 / 協同学習 / 自己肯定感 / 自尊感情 / 生徒指導 |
Research Abstract |
平成23年度に実施した研究内容 1.不登校経験を持つ生徒の「学力・学習への自信、学習意欲」等学習面の心理特性の検討 2.試案的協同学習モデルの実践と効果検証 協同学習モデルの実施に向けて試作的モデルを実施することにより、平成24年度には精度の高いモデルの実施を可能にする(モデル記録のためのビデオと録画保存用のメディア、ビデオ編集用のパソコン費用を計上)。なお、試作モデルは、評価を行うことにより、最終年度におけるプログラムの完成度を高めることができる。 3.研究協力校(実験群と対照群の両方の研究校)での調査 4.モデルのプログラム評価・検討 5.本協同学習モデルの実践と効果検証 6.研究対象校の教員を対象に、3回にわたり、広島大学の栗原慎二教授による協同学習の基礎知識獲得を目的とした研修会を実施するとともに、授業分析と授業事例検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
実践研究が、計画通り行われており、その質問紙調査と分析を行うなど、成果の分析が行われている。 また、その分析を踏まえてプログラム開発を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究最終年度となる本年は、研究の展開とプログラムの枠組みを確実に構築したいと考えている。その成果を報告書としてまとめることを計画している。そのためにも、質問紙調査とプログラム開発課程を開示すべく整理していきたいと考えている。
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