2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22540156
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
細野 雄三 京都産業大学, 理学部, 教授 (50008877)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
辻井 芳樹 京都産業大学, 理学部, 教授 (90065871)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 反応拡散系 / 進行波解 / 侵入過程 / 餌食・捕食者系 / 特異摂動法 / 相平面解析 / 侵入速度 / 数値シミュレーション |
Outline of Annual Research Achievements |
1.昨年度、Discrete Contin. Dyn. Syst. Ser. Bに投稿中の論文"Traveling waves for the Lotka-Volterra predator-prey system without diffusion of the predator"について、証明の不備を指摘された。本年度は、指摘された点を含めて論文全体を再検討し、改訂版を作成し再投稿しその結果受理され出版された。同様に、J. Math. Biology に投稿中であった共著論文"The effect of competition on the neutral intraspecific diversity of invasive species"についても、レフェリーの指摘に従って修正版を作成し再投稿し掲載が決定し、2014年9月オンラインで出版された。 2. Lotka-Volterra餌食・捕食者系に対する進行波解の存在と伝播速度について、我々が得ている線形化解析と特異摂動法による結果と数値計算結果をまとめ,それと関連した他の研究結果も含めてこの問題に関する研究の現状と課題を明らかにし、”Revisit to traveling waves for the diffusive Lotka- Volterra predator-prey model”と題して口頭発表を行った。 3.T. Gilleti 達(口頭発表)により得られた伝播速度の厳密な評価により、我々の進行波解の形状と伝播速度についての数値計算結果の理解に関する問題に新たな視点から疑問が提起されたため、種々の境界条件の下でのそれ以外の差分法(陽的方法、完全インプリシット法)による数値計算プログラムを開発し、現在,数値計算を行い計算結果の検討を行っている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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