2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22560117
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Research Institution | Nippon Institute of Technology |
Principal Investigator |
古閑 伸裕 日本工業大学, 工学部, 教授 (30215214)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | PCD / 深絞り / 打抜き / 工具寿命 / 無潤滑 |
Research Abstract |
多結晶ダイヤモンド焼結体(Sintered polycrystalline diamond : PCD)の深絞り加工と打抜き加工の工具への適用技術開発と、その実用化を目指し、これら工具による連続加工を行った。その結果、PCD製工具によるアルミニウム合金板とステンレス鋼板の無潤滑深絞り加工では、いずれの材料の加工においても、従来の鋼製工具に比べ、被加工材の工具への凝着が防止できたことで製品の精度悪化防止が可能となることが判明した。また、打抜き加工においては、板厚1mmのステンレス鋼板の20万回の無潤滑打抜き加工を行った結果、鋼製工具では大きな摩耗が発生したが、PCD製工具にはほとんど摩耗が発生せず、20万回まで安定して高精度切口面が得られることが明らかになった。これら結果から、PCD製工具は深絞りや打抜き工具として十分実用化が可能であると判断できる。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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