2012 Fiscal Year Annual Research Report
環境応用のための微細表面凹凸形状による紅色光合成細菌バイオフィルムの形成制御
Project/Area Number |
22560127
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Research Institution | Tokyo National College of Technology |
Principal Investigator |
角田 陽 東京工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60224359)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 紅色光合成細菌 / 微細凹凸形状 |
Research Abstract |
バイオフィルムは,細菌が固体表面上で増殖して細菌膜構造を形成した状態をいう.浄水システムでの適用例がすでにあり,さらなる応用として燃料電池や光合成促進など環境分野で期待できる. 通常,バイオフィルムは任意に形成されるため,バイオフィルムの実用的な高効率利用には所望形状や構造のバイオフィルムを得る必要があるが,現状ではバイオフィルム形成制御手法は十分には確立していない.本研究では,紅色光合成細菌を例に,微細表面凹凸形状を施した固体表面を用いることで,同細菌によるバイオフィルムの形成制御とその応用をめざした.本年度は昨年度までの成果をもとに,具体的には,培養基板材質選択,表面微細加工,紅色光合成細菌培養面の形成を実験的に検討や検証を行った.また,紅色光合成細菌による光合成実験として,昨年度までの検証を含め,実際の光合成実験や燃料電池化実験を実施し,培養面形成状態と光合成能力の関係を実験的に明らかにし,光合成能力の高効率化が図れる培養面形成状態を検討した.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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