2012 Fiscal Year Annual Research Report
低炭素社会における交流―直流ハイブリット給電方式に関する研究
Project/Area Number |
22560285
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Research Institution | Aichi Institute of Technology |
Principal Investigator |
雪田 和人 愛知工業大学, 工学部, 教授 (60298461)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤 泰之 愛知工業大学, 工学部, 教授 (70178458)
一柳 勝宏 愛知工業大学, 工学部, 教授 (80064955)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 新エネルギー / 直流系統 / スマートグリット / エコハウス |
Research Abstract |
本年度の計画は,昨年度までの研究において検討がさらに必要となった部分について実施するとともに,申請書の計画に基づき実施した。 1. 瞬時電圧低下の検討項目 瞬時電圧低下時など、系統電圧が低下あるいは喪失したときの再生可能エネルギーの再起動(ブラックアウトスタート)において、小型回転発電機を用いた起動方法でなく、変換器を中心とした起動方法について検討した。特に,本システムでは直流給電も実施しているため、ブラックアウトスタートにおける蓄電池の有効活用について実験的に検討した。そして、変換器を構成するコンデンサと蓄電池とのバイパススイッチを導入することで、ブラックアウトスタートの実現をおこなった。さらに,システム内に変圧器が存在した場合の突入電流や励磁電流についても検討した。 2. 電力品質問題の検討項目 多くの直流機器が同一母線に接続された場合、母線電圧にはそれほど多くのノイズは発生していない。しかし、電流については多くのノイズが発生していることを明らかにした。そして,ノイズについて調査をしたが,計測手法および計測器の性能により今後の研究課題とした。 3. 交流―直流ハイブリット給電における保護協調問題の検討項目 本研究では直流―交流 ハイブリット給電の保護協調について検討した。検討した結果,直流系統は非設置方式で実施し,交流系統は従来の保護装置を用いることで運用した。 4..マイクログリットにおける電気自動車の給電手法の検討 小規模のマイクログリットを構築し,蓄電池電圧値,太陽光発電装置の出力値,グリット内の需要を管理しながら給電制御を実施するために,グリット管理装置についても製作した。この実験結果では,マイクログリットにおける発電量と負荷のアンバランス量を電気自動車へ給電することができた。この結果から,電気自動車をマイクログリットにおける蓄電装置として使用できる可能性を示した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)