2012 Fiscal Year Annual Research Report
革新的寄生的離散ウェーブレット変換による高速・実時間異常信号検出法の創出
Project/Area Number |
22560418
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Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
章 忠 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50254579)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今村 孝 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10422809)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | アルゴリズム / 計測工学 / 信号処理 / 異常診断 / 実時間処理 |
Research Abstract |
稼動中の原子力発電所や運行中の飛行機などにおいて,稼動・運行と同時に異常状態を実時間で検出することは非常に難しい.この理由は,異常が生じる初期段階では,その予兆現象が変動的で,かつ非定常(現象の再現性が低い)な性質が強いためである.そのため,初期段階の異常検出には,短時間で瞬間的に生じる現象を正確に捉える技術が要求される.本研究ではこの問題に対して,初期段階の非定常な異常信号の発生時刻と強さを高速(5.0×10-7[s]以内),且つ高信頼性(目的信号の検出誤差-20[dB])に検出する手法を開発する.これは研究代表者が考案・開発した寄生的離散ウェーブレット変換と,それによる高速ウェーブレット瞬時相関の各理論を用いて実現できる. 最終年度においては,2年度までに試作した計測機器類について,直接組み込み・内蔵実装を行える汎用性を高めることを目的とした.特に,2年度に実施した検証により,解析対象の状況・周辺環境に依存した高速化性能の低下などの問題が明らかとなったため,初年度に提案した高速化手法の更なる改善に着手した.具体的には,可変フィルタバンド構造により周波数帯域分解を実現するフィルタ系を構成する手法を考案した.これにより,従来に比べ,帯域通過・帯域除去できる周波数帯域の設計自由度が向上でき,適用環境・対象信号に応じた信号処理設計の適切性を向上できることを確認した.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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