2012 Fiscal Year Annual Research Report
MRI駆動音の伝搬路を考慮した被験者のための防音保護具の製作
Project/Area Number |
22560426
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Research Institution | Shibaura Institute of Technology |
Principal Investigator |
武藤 憲司 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (30259832)
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Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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Keywords | MRI / 多チャネルANC / 音場制御 |
Research Abstract |
核磁気共鳴を利用した医療機器MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置が発生する駆動音は非常に大きく100dBを超える場合がある.そのような音環境の中で15分から1時間の間,検査を受ける被験者のために,マルチチャネルアクティブノイズコントロールによる防音保護具システムの開発が重要な課題である.そして,防音保護具を開発するためには,マルチチャネルアクティブノイズコントロールのためにMRI駆動音の音源の特性を考慮したマイクロホンの配置を検討し,防音保護装置の製作と検討が本研究の目的である.そのため,今年度は,MRI駆動音伝搬特性の調査とマルチチャネルアクティブノイズコントロールの技術仕様の検討を継続した.まず,MRI装置から音が発生する音源の特徴調査である.3テスラの静磁場強度を有するMRI装置が発生する駆動音の対象を増やし,さまざまな撮像シーケンスにおいて音源探査を行った.また,検査室には超電導コイルの冷却装置の音が発生しており,この音が撮像音の消去の際に影響すると考え,冷却装置の音の調査を行った.アクティブノイズコントロール装置はイヤマフによる消音と組み合わせたマルチチャネルアクティブノイズコントロール装置の構築について検討する.基本的なDSP(Digital Signal Processing)プログラムを作成するとともに,探査した音源位置の駆動音を参照して1入力1出力のフィードフォワード型のアクティブノイズコントロールを想定した計算機シミュレーションを行い,ポンプ音の影響が小さいこと,圧電スピーカの出力が80dB程度必要なことを確認した.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)