2012 Fiscal Year Annual Research Report
不確かなパラメータを含む切り替えシステムの安定性に関する研究
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22560453
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Research Institution | Tokyo Denki University |
Principal Investigator |
大塚 尚久 東京電機大学, 理工学部, 教授 (30185318)
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Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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Keywords | 切り替えシステム / 不確かさをもつシステム / 二次安定化 / 切り替えオブザーバ / 外乱除去 / 不変部分空間 |
Research Abstract |
本研究課題では,構造的不確かさをもつ切り替えシステムの安定条件と不変部分空間の概念を用いた制御問題の可解条件について研究することが目的である.今年度の研究成果は,研究実施計画の基づき,以下の成果が得られた. 1.不確かなパラメータを含む一般個のサブシステムから構成される連続時間線形切り替えシステムが,状態フィードバックにより二次安定化可能であるための十分条件が与えられた.さらに,同切り替えシステムにおいて,Switched Observerにより,二次安定化可能であるための条件が与えられた. 2.不確かなパラメータを含み,定数入力を持つ一般個のサブシステムから構成される連続時間線形切り替えシステムが,状態フィードバックにより二次安定化可能であるための十分条件が与えられた.さらに,同切り替えシステムにおいて,Switched Observerにより,二次安定化可能であるための条件が与えられた. 3.ある種の非線形システムが,原点で線形化可能であるとは限らない場合について,安定化問題と関係のある出力トラッキング問題について調べられ,この問題の下解条件が調べられた. 4.線形システムのクラスに対して,(ロバスト)不変部分空間の概念が調べられ,その性質を用いて,線形切り替えシステムに対する外乱除去問題が定式化された.また,この問題が解けるための条件が与えられた.さらに,外乱除去と安定性との併合問題についても調べられた.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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