2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22560538
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Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
石川 良文 南山大学, 総合政策学部, 教授 (20329577)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡本 信広 大東文化大学, 国際関係学部, 准教授 (00433863)
石倉 智樹 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (30356050)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 産業連関表 / 応用一般均衡分析 / 物流政策 / 経済統計学 |
Research Abstract |
本研究では、日本を地域分割した上で東アジア諸国との産業構造、交易構造が分析可能な東アジア国際日本地域間産業連関表の作成を行うことを主な目的としたうえで、以下の実績を得た。また、これらの研究成果は2012年度応用地域学会において特別セッションを企画し成果報告を行った。 1.日本を九州とその他地域に分割した産業連関表を作成する手法の精査を行った。既存の統計データを用いつつ精度の高い手法を構築することができた。また、更なる研究の拡張として九州地域を各県に分割する手法と試作表を作成した。また、この検討を踏まえ産業連関表作成の手順を検討した。 2.東アジア日本地域間産業連関表の作成において、中国の地域間産業連関表は重要なパーツを占める。とくに、中国の産業連関表は計画経済という歴史的影響が反映しており、他国と違う特徴を持つ。そこで輸出入、GDPとの整合性、部門分類などといった点から考察を行った。 3.本来ならばアジア経済研究所が2012年3月に公表する予定であった2005年アジア国際産業連関表を用いた分析が必要であるが、データの公開が遅れているために、2000年表を中心として分析を行った。 4.国際間・国内地域間産業連関表を基準均衡データとすることを前提にした,国内・国際輸送のシステム改善の評価を整合的に分析可能な応用一般均衡分析モデルの標準形を構築した.構築したモデルに,日中地域間国際産業連関表のデータを適用し,国際物流政策および国内地域間物流政策による経済効果分析を行った.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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