2012 Fiscal Year Annual Research Report
環境負荷削減のための鋼と木質材料のハイブリッド構造に関する研究
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22560563
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
藤田 正則 山口大学, 理工学研究科, 教授 (30449368)
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Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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Keywords | ハイブリッド / 木質材料 / サンドイッチパネル / 鋼 / 接着 / 板座屈 |
Research Abstract |
鋼と木質材料のハイブリッド構造の技術開発にあたって,木材(構造用甲種のスギ)どうしの接着接合に関して,接着長さが破壊性状に及ぼす影響を把握するために,接着長さおよび接着材の種類をパラメータとした面内せん断実験を行った。得られた結果は下記のとおりである。 1)エポキシ樹脂系接着剤の単位面積当たりの接着剤のせん断強度は,接着長さに関係なく一定である。弾性接着剤の単位面積当たりの接着剤のせん断強度は,接着長さが増加するほど減少する。 2)エポキシ樹脂系接着剤の破壊面の割合は、接着長さに関係なく一定になる。弾性接着剤では接着長さが増加するほど,木材の界面破壊の割合は減少し、接着剤の凝集破壊の割合は増加する。 3)界面破壊の割合は,エポキシ樹脂系接着剤においても弾性接着剤においても,共にせん断強度の増加に伴って増加し,せん断強度の減少に伴って減少する。一方,凝集破壊の割合は,弾性接着剤ではせん断強度の減少に伴って増加する。 木質材料どうしのビス接合に関して,引き抜け耐力,せん断耐力およびそれらを組み合わせた場合の耐力などの基本的な性能確認実験を行った。得られた結果は下記のとおりである。 4)ビス1本当たりの耐力は,ビスの留め付け間隔が300mmで最も大きくなるが,500mm間隔を超えると,同じ傾向になる。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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