2012 Fiscal Year Annual Research Report
地方都市の防火建築帯・防災建築街区の実態及び再生研究
Project/Area Number |
22560630
|
Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
円満 隆平 金沢工業大学, 環境・建築学部, 教授 (30152028)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 奈芳美 金沢工業大学, 環境・建築学部, 講師 (10424798)
山岸 邦彰 金沢工業大学, 環境・建築学部, 准教授 (70553189)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 鉄骨造 / 店舗併用住宅 / 建物老朽化 / 所有者高齢化 / 中心市街地衰退 / 買い物アンケート調査 / 意見交換会 / 改修/建替案 |
Research Abstract |
1.広域買い物調査 商店街のあり方を探るため、対象地区周辺の3,650世帯を対象に、買い物実態についての自治会からの配布、郵送返送によるアンケート調査を行った。597の回答があり回収率は16.3%であった。これにより世代別、3つの地区別の買い物性向を知ることができた。 2.防災建築街区改造案 買い物調査と2度の地元意見交換会から、既存建物改修案と建替案の2案を作成した。既存建物改修案作成に当たっては、簡易耐震診断を行った山岸准教授の指導により、構造計画上配慮すべき点を明らかにしながら作業を行った。既存建物改修案、建替案いずれについても、商店街を貫く幹線道路の歩車共存化を図った。既存建物改修案は、近隣の大型店にはない食堂、カフェ、店舗、ケアハウスなどからなり、建替案は近くにある図書館が老朽化していることを踏まえ、集客機能を生かして商店街に図書館を移転し、人の流れを図書館によって呼び戻す案あとした。 3.意見交換会 以上について2度にわたる意見交換会を開催し、そろぞれ一般市民も含む30名近い参加を得て、活発な意見交換が行われた。結果、やはり大型店に無い個性ある地域密着型店舗の導入について今後さらに検討するほか、図書館移転の可能性についても検討すべきとの結論となり、今後も金沢工業大学も加わって、となみ駅前商店街のまちづくりの具体化の検討を続けることとなった。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|