2012 Fiscal Year Annual Research Report
自然冷媒を用いた細管型・プレート式熱交換器の凝縮・蒸発熱伝達および圧力損失
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22560788
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Research Institution | Tokyo University of Marine Science and Technology |
Principal Investigator |
井上 順広 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 教授 (80251677)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 熱交換器 / 溝付細管 / 凝縮 / 圧力損失 / R32 / R152a / 混合冷媒 |
Research Abstract |
本研究は、冷凍空調分野でまだ十分な伝熱実験が行われていない自然冷媒、細管(管内径3mm~4mm程度)を用いて、凝縮・蒸発伝熱特性および圧力損失について実験を行い、冷凍空調機器や船舶機関システムへ適用可能な熱交換器の熱的設計、高性能化に資する知見を得ることを目的として行った。 本年度は、初年度に製作した実験装置、防爆・ガス洩れ警報機を備えた強制排気装置を用いて、溝付細管についてR32・R152aやそれらの微燃性混合冷媒等を使用して、平滑管および各種溝付細管の凝縮熱伝達特性および圧力損失について実験・解析を行い、これまでの研究成果との比較による管径、冷媒等の相違、これまでに提案した予測式の適用可否、各種冷媒の平滑管と溝付細管の相違などについて明確にした。また、熱交換器の熱的設計に資する各種冷媒の溝付細管に適用可能な凝縮熱伝達および圧力損失に関する情報を提供するとともに、予測式の検討を行った。 本年度は、微燃性混合冷媒の組成を変化させ、溝付細管内の凝縮性能および圧力損失特性の測定を中心に研究を行い、特に以下の項目について実用的に重要な成果を得た。 (1) 溝付細管におけるR32・R152a・R32/R152a混合冷媒の伝熱性能 (2) 溝付細管におけるR32・R152a・R32/R152a混合冷媒の圧力損失 また、昨年度のまでの成果も含め、今年度得られた成果についても、随時、関連学会・国際会議および学術論文等で公表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(9 results)