2012 Fiscal Year Annual Research Report
シグナル分子Wntの小胞体への局在と、細胞内での機能についての研究
Project/Area Number |
22570206
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
坂井 雅夫 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (40162268)
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Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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Keywords | シグナル伝達 / Wnt / アフリカツメガエル / 細胞自律的発現 / in situ hybridization |
Research Abstract |
これまでに、Xwnt8タンパク質が、Xwnt8 mRNAを注入した細胞の子孫だけに存在すること、それは小胞体に存在すること、小胞体貯留シグナルKDELを付加してもXwnt8の背側化活性はなくならないことなどを明らかにしてきた。この2年ほどは、mRNAを注入された細胞だけで背側化が起こるのかを、細胞追跡とin situ hybridization(オーガナイザー因子のchordinの発現を観察)を組み合わせて調べようとしてきた。 細胞追跡のためには初期には核移行シグナルをもつbeta-galactosidase mRNAを用い、Red-galを用いた酵素反応でこれを検出した後にchordinの発現をin situ hybridizationによって調べようとした。しかしながら、これは条件の設定が難しく、Red-galの発色自体がin situ hybridizationの発色反応を阻害することもあって、一貫した結果が得られなかった。そこで、Oregon Green Dextranを抗体によって検出し、抗体に付加されたアルカリ性フォスファターゼでFast redを発色させるという方法によって、注入細胞とchordin発現細胞を検出することを試みている。注入するOregon Green DextranとXwnt8 mRNA濃度を最適化させることで、これらの検出が再現性よく行えることがわかってきた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)