2012 Fiscal Year Annual Research Report
大脳皮質発生過程におけるソニックヘッジホッグ発現細胞の機能解析
Project/Area Number |
22570209
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
元山 純 同志社大学, 脳科学研究科, 教授 (70321825)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 発生学 / 神経発生 / 幹細胞 / マウス |
Research Abstract |
本研究提案では、大脳皮質発生過程においてソニックヘッジホッグ(Shh)を分泌して、神経幹細胞の発生に関与し皮質の組織形成を調節する細胞の機能解明を目的としている。昨年度はShh-CreERT2マウスを用いて、神経幹細胞の分化や増殖が起こる時期の大脳皮質でのShh発現細胞の同定を試みた。Shh-CreERT2マウスとZEG double reporterマウスと交配させ、神経幹細胞が分裂・分化する時期(E11-14)にタモキシフェンを経口投与し発生過程での大脳皮質中のGFPの発現細胞を観察した。その結果、Shhを発現している細胞はINTERMEDIATE ZONEに存在する分化決定した細胞である事がわかった。さらに細胞種の同定のため、マーカーとの比較検討を行った結果、IZの中でも後期のmultipolar phaseに存在することがわかった。これらの細胞でのShh発現が、細胞自身の分化過程に関与しているのか、あるいは未分化神経幹細胞に働きかけて、分化を促進しているのかについて調べる実験を実施した。Shh-CreERT2マウスをもちいて、タモキシフェン存在下でShhを発現する細胞中でのみジフテリア毒素を発現させ、Shh発現細胞の数を減少させることを試みた。現在、発生過程の皮質中におけるShh発現細胞の減少について、その減少率と幹細胞の分裂や分化への影響について解析を実施している。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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