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2010 Fiscal Year Annual Research Report

要支援・要介護高齢者の心身機能と生体リズムに対するリハビリテーション介入の影響

Research Project

Project/Area Number 22570226
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

石川 隆志  秋田大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (20241680)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 湯浅 孝男  秋田大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90241679)
津軽谷 恵  秋田大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (50333943)
Keywords要支援高齢者 / 要介護高齢者 / 心身機能 / 生体リズム / リハビリテーション
Research Abstract

介護老人保健施設等を利用する要支援および要介護高齢者に対するリハビリテーション介入と介護サービス内容が,対象者の心身機能や生体リズムに与える影響を明らかにするための,心身機能評価および生体リズム評価と生活時間構造評価項目を決定した.協力施設および関連職員からの承諾を得て,研究内容と手続きについての説明を行い,研究体制の構築を行った.
また,それらの評価を実施する予備調査として,施設におけるリハビリテーションプログラム介入内容の実態把握を目的に,秋田県内の介護老人保健関連施設51施設のリハビリテーション関連職種を対象にした郵送によるアンケート調査を実施した.その結果,リハビリテーション関連職種の対象者への標的問題で多かったものは,運動,起居・移動,知的精神面,コミュニケーション等であり,運動,知的精神面を重視していた.介入の基本方針は心身機能の維持・改善が最も多く,次いで活動・参加の向上であった.介入形態は個別,個別と集団の併用がほとんどで,介入内容は個別では身体運動活動,生活活動,相談・指導・調整が,集団では認知・知的精神活動,身体運動活動が多かった.実施頻度は個別が週2回が最も多く,集団が週1~2回であった.介入時間は個別が20~60分,集団が30~120分であった.リハビリテーション介入が生体リズムに与える影響については,回答者のほぼ全員がよい影響を与えると回答したが,その根拠に言及した意見は少なく,現在の介入時間や内容では不十分であるという意見もあった.本調査結果より,リハビリテーション関連職種は対象者の心身機能や活動・参加の状況に合わせ,介入形態,介入手段,介入内容を選択し,対象者の心身機能と生活機能の維持・向上のための介入を行っている実態が明らかになったが,介入内容と心身機能・生体リズムとの関連については,平成23~24年度の研究で明らかにしていく予定である.

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Published: 2012-07-19  

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