2012 Fiscal Year Annual Research Report
包括的高感度遺伝子発現プロファイリングに基づく高効率エタノール発酵細菌の育種
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22580084
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
簗瀬 英司 鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20158033)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | bioethanol / biomass / genomics / DNA microarray / transcriptome / Zymomonas mobilis / Zymobacter palmae |
Research Abstract |
Zymobacter palmaeは、沖縄の椰子汁発酵液から分離した新種のエタノール発酵細菌であり、酵母よりも優れた発酵特性を示す。申請者は、食糧と競合しない未利用のリグノセルロース系バイオマスからの第2世代バイオエタノール生産のための発酵素子としてのZb. palmaeの潜在的な能力に着目して集中的に育種を加え、リグノセルロース糖化並行発酵菌の創出を世界に先駆けて実施してきた。これまでに、Zb. palmaeの全ゲノム完全解読に成功し、得られたゲノム情報を活用してセルロース糖化発酵性とC5・C6糖並行発酵性を賦与して木質系バイオマスからのバイオエタノール製造プロセスへの利用を検討している。しかし、発酵菌には高温耐性、副生阻害物耐性、酸耐性など、更なるRobust化が求められている。平成24年度ではZb. palmaeの酸耐性の強化を目指して、平成23年度までにHiCEP技術とDNAマイクロアレイ解析技術により明らかにした酸ストレス応答遺伝子の機能を解析した。その結果、酸性ストレスに応答したアミノ酸生合成関連酵素遺伝子群の発現上昇を見出すとともに、ストレス負荷下で発現上昇するシグマ因子のGene dosage effectにより酸ストレス耐性の向上を可能にした。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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