2012 Fiscal Year Annual Research Report
生殖系列細胞を可視化させる遺伝子導入ニワトリの作出に関する研究
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22580325
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Research Institution | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
Principal Investigator |
田上 貴寛 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産草地研究所 家畜育種繁殖研究領域, 主任研究員 (60355104)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | ニワトリ / バイオテクノロジー / 始原生殖細胞 / vasa 遺伝子 |
Research Abstract |
ニワトリにおいて始原生殖細胞(PGC)をはじめ生殖系列細胞を簡便に可視化するため、ニワトリVasaホモログタンパク質(Cvh)遺伝子の発現制御領域を蛍光タンパク質遺伝子に接続したDNA配列(CVHp-Venus)を作製し、この配列を組込んだ遺伝子導入ニワトリを作出することを試みた。 レンチウイルスによりCVHp-Venus配列を導入した遺伝子導入操作ニワトリ(第0世代:G0)から、全身の細胞の染色体にCVHp-Venus配列が組み込まれた遺伝子導入ニワトリ(第1世代:G1)を作出するため、精液から抽出したDNAに導入配列の存在が確認されたG0雄と非遺伝子導入雌ニワトリの交配試験を行った。交配により得られた後代について導入遺伝子の有無をPCRにより検出した結果、CVHp-Venus配列をもつ遺伝子導入ニワトリ(G1)が1羽得られた。さらにその後代(G2)については初期胚生殖巣を蛍光観察し、生殖細胞における蛍光色素の発現を調査した。しかしながら、生殖巣には蛍光タンパク質を発現する細胞は観察され無かった。従って、目的の遺伝子導入ニワトリの作出には成功したが、蛍光タンパク質の発現は抑制されていると考えられた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)