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2011 Fiscal Year Annual Research Report

医学部における革新的臨床実習(長期統合型臨床実習)の有用性の検討

Research Project

Project/Area Number 22590454
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

伊藤 彰一  千葉大学, 大学院・医学研究院, 講師 (60376374)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田邊 政裕  千葉大学, 医学部附属病院, 教授 (10207160)
朝比奈 真由美  千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (00302547)
Keywords長期統合型臨床実習 / 診療参加型臨床実習
Research Abstract

医学部の臨床実習において学生が十分な臨床コンピテンスを修得するために有用とされている長期統合型臨床実習(診療参加型臨床実習)の実践に向けて準備を行った。
学内の各診療科、学外の各協力施設(病院、診療所)と長期統合型臨床実習の実行可能性について議論を行った結果、小児科、産婦人科・周産期母性科、精神神経科、救急部・集中治療部の実習において、平成24年度から学外病院で1週間以上の診療参加型臨床実習を行う方針となり、特に小児科で4週間の長期統合型臨床実習を行う方針となった。学外実習の学生の割り振りについては、学生同士で話し合って決定することとした。
診療参加型臨床実習においては、実習の主旨・内容・評価等についての診療現場の指導医の理解が不可欠なので、学内指導医向けのファカルティ・ディベロップメント(FD)を2011年4月7日、8月18日、12月15日に延べ62名を対象に、学外指導医向けのFDを2012年3月20日および3月27日に延べ18名を対象に実施した。
また、効果的な臨床実習の実践および研究データの取得に必要な評価方法について検討を行った。研究計画の通り、総括的評価の基本的資料および形成的評価のための評価方法として診療現場での評価(mini-CEX)を用いることとした。評価の内容、評価シートの形態、評価シートの運用方法などの議論を行い、最終的に"CC Snapshot"として冊子を作成した。また、実習経験を記録するための"経験症例リスト"、自己主導型学習などの学習態度を評価するための"振り返りシート"を作成した。これらについて臨床カリキュラム部会で審議を重ね、医学教育委員会、医学部教授会で承認を得た。また、これらの運用方法についてのFDを繰り返し実施した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初より計画していた通り、学内・学外での長期統合型臨床実習(診療参加型臨床実習)のシステムの構築、実習に必要な評価方法の作成、これらについての学内・学外指導医に対するファカルティ・ディベロップメントの実施を行うことができた。

Strategy for Future Research Activity

平成23年度に作成した各評価法を用いて実習学生の評価データを取得していく。評価法の運用状況に応じて、適宜ファカルティ・ディベロップメントを実施する。医学教育学会等の関連する学会で、本研究に関連する情報の取得を行っていく。

URL: 

Published: 2013-06-26   Modified: 2013-08-06  

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