2012 Fiscal Year Annual Research Report
6年一貫プロフェショナリズム教育におけるE-ポートフォリオの開発と実践
Project/Area Number |
22590464
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
河野 健一 岐阜大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (60536499)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丹羽 雅之 岐阜大学, 医学部, 教授 (40156146)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | e-ポートフォリオ / 6年一貫プロフェショナリズム教育 / 省察 / 評価 / 地域体験実習 / 医療面接実習 / 楽位置楽The Tutorial / 受講者管理システム |
Research Abstract |
本学は,医学教育共同利用拠点「医学教育開発研究センター(MEDC)」を有する大学として,医学教育の改善を目指し,ICTを活用したe-Learningシステムの構築を推進している。本申請は学生の自己評価と省察さらには自身の足跡作りを基本とした電子ポートフォリオの導入・改善・発展により、より完成度の高い6年一貫プロフェショナリズム教育を行うことを目的とする。これまでに地域医療実習の省察・評価をe-ポートフォリオ形式で実施するべく、基本システムを開発・実践してきた。最終年度は以下の項目を実施した。 ①本学臨床実習の改革に伴い、医療面接実習が大幅に改正され、これを機に従来実施してきた紙媒体での医療面接実習ポートフォリオを新カリキュラムに沿った新たな医療面接実習用e-ポートフォリオシステムに刷新すべく、新たなカリキュラム用のポートフォリオをデザインし、そのe-ポートフォリオを構築・実践した。 ②従来から実施してきた、webによるPBL/テュトーリアルである”楽位置楽The Tutorial”学部版/大学院版(修士・博士課程)に教員からのフィードバック・評価機能を持つレポート提出機能を開発・実践した ③MEDCが年4回、全国の学生、医療系教員、医療従事者等を対象にし実施している、医学教育セミナーとワークショップ(S&W)で使用しているオンライン受付サイトを更に発展させ、受講者のアカウント作成に基づく受講者管理システムを新たに開発し、2012年夏開催の第45回医学教育S&Wから本格運用を開発した。 ④今後はこれまでの実績を踏まえ、基礎医学、臨床前教育、臨床実習、卒後臨床研修などあらゆるレポート提出・省察・評価に対応可能な汎用型電子ポートフォリオ評価システムを構築し、6年一貫プロフェショナリズム教育におけるe-ポートフォリオの開発と実践を完結する。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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