2012 Fiscal Year Annual Research Report
学童の食習慣、生活習慣とアレルギー疾患の進展に関する前向き研究
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22590586
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
楠 隆 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (00303818)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森本 剛 近畿大学, 医学部, 教授 (30378640)
東 あかね 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (40173132)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | アレルギー / 学童 / 疫学調査 / 食習慣 / 生活習慣 |
Research Abstract |
(研究の目的) 学童期アレルギー疾患と小児肥満や食習慣、生活習慣の関連に注目し、学童期の食習慣、生活習慣がアレルギー疾患の発症や経過に及ぼす影響につき小学校1年から5年に至るまでの5年間前向きに調査する。その結果をもとに、アレルギー疾患の発症または悪化予防を目的とした家庭や学校でのより適切な指導につなげる。 (平成23年度の実績) 平成22年度に近江八幡市内のすべての公立小学校1年生の保護者に本調査に関する同意書を配布し、同意を得た対象者に基礎調査票を配布、回収した。さらに平成23年度には食習慣・生活習慣調査票の配布・回収、身体測定、腹囲測定を行った。引き続き平成24年度にも対象者(今年度小学3年生)に対して9月に食習慣・生活習慣調査票とアレルギー疾患調査票を配布・回収した。さらに平成24年1月には各学校の身体測定に合わせて対象児童の腹囲測定を行い、データを得た。得られた調査票に関する匿名化、記号化の作業が行われ、外部業者へ委託してデータベース化した。今後これらのデータを解析し、小学校5年生まで続く追跡調査の基礎データとする予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
(理由)本研究は今後小学5年生まで毎年行う前向きの追跡調査であり、今年度はその2年度めに当たる。全対象者759名のうち614名(80.1%)からデータを得られており、充分な回収率と言える。よって、今年度に予定していた研究内容はおおむね予定通り進展していると言える。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はさらに毎年度同様のアンケート調査と腹囲測定を含む身体測定を継続し、どのような食習慣、生活習慣が学童のアレルギー疾患の進展ないし予防につながるのか前向きに検討していく予定である。今年度に行った中間評価にて、屋外活動の程度とアレルギー性鼻炎症状の発現が相関する、との傾向がみられており、この点に特に注目してデータ収集を続ける予定である。
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Research Products
(7 results)