2012 Fiscal Year Annual Research Report
プライマリケア医とコメディカルの糖尿病診療スキル向上プログラム開発と有効性の検証
Project/Area Number |
22590674
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Research Institution | Department of Clinical Research, National Hospital Organization Kyoto Medical Center |
Principal Investigator |
岡崎 研太郎 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (90450882)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 浩 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (10533838)
坂根 直樹 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長(予防医学) (40335443)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 糖尿病 / プライマリ・ケア / 医療者教育 / エンパワーメント / コミュニケーション / ワークショップ / 糖尿病劇場 |
Research Abstract |
本研究の目的は、糖尿病診療において患者中心の医療に基づく医療者教育の手法を確立することである。最終年度として、以下のことを実践した。 1.ワークショップ型医療者教育プログラム「糖尿病劇場」の実施: 「糖尿病劇場」と題する演劇とディスカッションの組み合わせによるワークショップ型医療者教育プログラムを開発し、全国各地(計10か所)で実施した。このプログラムは糖尿病診療にかかわる医療者全般を対象としており、日常診療でよく遭遇する医療者と患者のすれ違いに焦点を合わせた演劇を見たのちに、よりよい診療・療養指導へとつながるようなコミュニケーションのやり方をファシリテーターの進行の下で参加者が考えていくという形式である。 2.ワークショップ型医療者教育プログラム「糖尿病劇場」の評価: 大阪と神戸で実施した本プログラムにスタッフとして関与したメンバーを対象に、2回のフォーカスグループグループインタビューをおこない、結果を質的に検討した。スタッフとしての学びは、1)振り返り効果、2)コミュニケーションスキル実感効果、3)チームビルディング効果としてまとめられた。また、現在の診療・療養指導に役立っている点としては、1)患者を人として見る視点の獲得、2)役を演じて(観て)感じたことの診療・療養指導への反映、3)やりがいの再認識、が挙げられた。 3.インプロ・ワークショップの実施: 医療者のコミュニケーション能力の向上を目的として、インプロバイザーを講師とした多職種参加のインプロ・ワークショップを実施した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)