2010 Fiscal Year Annual Research Report
大腸腫瘍に対するNBI拡大所見分類の世界コンセンサス確立に関する研究
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22590762
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
田中 信治 広島大学, 病院, 教授 (00260670)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡 志郎 広島大学, 病院, 病院助教 (30403538)
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| Keywords | NBI / 大腸腫瘍 / NICE分類 / 大腸内視鏡 / Vascular pattern / Surface pattern |
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| Research Abstract |
本研究に関して結成したチーム(Colon Tumor NBI Interest Group : CTNIG)で,平成22年12月にシカゴ(米国)で会議を開催し,作成したNBI International Colorectal Endoscopic (NICE) Classification〈NICE分類〉のType1とType2の鑑別における有用性と客観性について欧米でのValidation study結果を検証し,NICE分類に若干の修正を加えた。さらに,本邦から提唱されているいくつかのNBI拡大内視鏡観察所見分類(佐野分類,広島分類,昭和分類)とNICE分類との整合性を検討し,ひとつの表にまとめることが出来たが,この結果はDig Endosc誌2011年版に掲載予定である。
さらに,本邦のグループで,Type2とType3の鑑別における有用性と客観性について,広島大学および広島大学病院の学生(素人)と研修医(Trainee)によるValidation studyをinter-observer variabilityとintra-observer variabilityを含めて行うための症例画像,教育用資材Lecture video(日本語,英語),Study用のサイト立ち上げを行った。
本邦での実際のValidation studyは平成23年4月に遂行予定である。平成22年度の成果は,平成23年度の研究解析結果と共に平成23年9月にNice(フランス)で欧米の研究チームと一緒に検証することになっている。
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