2012 Fiscal Year Annual Research Report
大腸腫瘍に対するＮＢＩ拡大所見分類の世界コンセンサス確立に関する研究
| Project/Area Number |
22590762
|
|---|
| Research Institution | Hiroshima University |
|---|
Principal Investigator |
田中 信治 広島大学, 病院, 教授 (00260670)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡 志郎 広島大学, 病院, 病院助教 (30403538)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
| Keywords | ＮＢＩ / 大腸腫瘍 / ＮＩＣＥ分類 / 大腸内視鏡 / Vascular pattern / Surface pattern |
|---|
| Research Abstract |
本研究に関して結成した国際研究グループ（Colon Tumor NBI Interest Group: CTNIG)で，平成25年2月にSan Franciscoで会議を開催し，作成したNBI International Colorectal Endoscopic (NICE) Classification〈NICE分類〉のType 2とType 3の鑑別における有用性と客観性について広島大学および広島大学の学生（素人）と研修医（Trainee）によるValidation study結果をまとめた。現在，Gastrointestinal Endoscopy誌に投稿しRevise中である。これまで検討してきたType 1とType 2の鑑別における有用性と客観性についての結果はGastroenterology誌（Gastroenterology 2012; 143: 599-607）に発表することが出来た。これらの研究成果に基づく，国際コンセンサス分類をポスター作成し，国際学会や海外の施設に配布し啓蒙活動を展開してきたが，その成果もあり，世界各国で本NICE分類を用いた臨床研究が学会発表されている。今後は，世界各国でNICE分類を正しく運用するために，教育セミナーやケースディスカッションを企画して活動を行う必要がある。World Endoscopy Organization （WEO)でもこのNICE分類を取り上げ，Gastro 2013/Asian-Pacific Digestive Week (APDW) 2013でも，Workshopなどの企画を立案中である。
|
| Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
| Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
