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2010 Fiscal Year Annual Research Report

中枢性睡眠時無呼吸合併慢性心不全患者に対するfMRIを使用した延髄機能異常の解明

Research Project

Project/Area Number 22590784
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

江島 健一  九州大学, 大学病院, 助教 (20444804)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 廣岡 良隆  九州大学, 大学病院, 講師 (90284497)
岸 拓弥  九州大学, 大学院・医学研究院, 客員助教 (70423514)
伊藤 浩司  九州大学, 大学病院, 助教 (10452757)
Keywords睡眠時無呼吸 / 慢性心不全 / 交感神経 / 機能的磁気共鳴画像
Research Abstract

本研究の目的は中枢性睡眠時無呼吸(Central sleep apnea : CSA)合併慢性心不全患者の交感神経活性亢進機序に延髄機能異常が関与しているか否かを非侵襲的神経イメージングである機能的磁気共鳴画像(functional magnetic resonance imaging : fMRI)を使用して明らかにすることである。本研究の遂行のためには睡眠時無呼吸合併患者の確保は重要な課題である。睡眠時無呼吸の診断のためには終夜ポリソムノグラフィにて判定を行わなければならず、そのための入院環境設備スタッフを確保しなければならない。この必要性を重んじ本年度は九州大学病院内に睡眠時無呼吸センターの設立に九州大学循環器内科を挙げて尽力した。これにより通常単独科において困難である幅広い病態の睡眠時無呼吸合併患者を確保することが容易となり、慢性心不全の重症度とCSA合併を比較検討することができる基盤作りが達成された。また、本研究において延髄におけるfMRI記録はBlood Oxygen Level Dependent activity (BOLD activity)の変化をStatistical Parametric Mapping (SPM)にて解析しなければならない。大脳皮質と比較して延髄領域ではfMRI測定においてノイズが多く発生し従来の方法では記録解析が困難であることが判明した。この記録解析のためには複数の演算装置とソフトウェアを新たに必要としその購入を行い既存の院内設備も流用している。これにより定常状態からのBOLD activity変化の解析を行い安定した記録環境の整備を行った。

URL: 

Published: 2012-07-19  

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