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2012 Fiscal Year Annual Research Report

メタボリックシンドロームにおける血管老化予防の新戦略

Research Project

Project/Area Number 22590793
Research InstitutionJichi Medical University

Principal Investigator

江口 和男  自治医科大学, 医学部, 講師 (80364503)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 甲谷 友幸  自治医科大学, 医学部, 助教 (00458291)
苅尾 七臣  自治医科大学, 医学部, 教授 (60285773)
小森 孝洋  自治医科大学, 医学部, 助教 (80406107)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2014-03-31
Keywordsテロメア長 / 生活習慣病 / 血管内皮機能 / 細胞老化
Research Abstract

2013年4月20現在患者のエントリー総数は758名であり、エントリーはほぼ終了した。
すでに当初の目標であった200例は十分に達成しているが、今後、動脈硬化指標である橈骨動脈のaugmentation index、脈波伝播速度(PWV)、血管内皮機能指標であるFMD (flow-mediated vasodilatation)、血液、尿検査指標のデータ整理を行い、データ解析に向けた準備を進めている。1回目の解析で測定がうまくできなかった検体については随時再測定するための検体を採取しているが、追加分の検体(188名分)とこれら再測定の検体(7名分)の合計195検体をまとめて、間もなく米国コロンビア大学Lawrence Honig教授のラボに送り、テロメア長の解析を行う予定である。
解析結果を得た後、臨床データと関連付けてさらに統計解析を進め、テロメア長の臨床的な意義を明らかにする。
したがって、現時点ではまだ学会発表や論文を作成する段階には至っていないが、データベースができ次第、順次報告していく予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

対象者が当初の計画より大幅に増加したため、テロメア用の採血検体の採取および、それ以外の臨床データや臓器障害の指標についてのデータ採取に時間がかかっている。
4/30の採血検体で最後となるため、DNA分離後、残りの採血検体を米国コロンビア大学神経内科Lawrence Honig教授のラボに送り、テロメア長の解析をお願いする。それと並行して データベースの整理を進め、テロメア長の結果が出次第解析に取りかかる。

Strategy for Future Research Activity

今回横断研究としてテロメア長の解析を行っているが、約4-5年後に同じ対象者に対して再度テロメア長の検体を採取し、テロメア長の変化をみる予定である。どのような要因がテロメア長の変化に関連しているかについて詳細な解析を行う。
すなわち、ヒトにおける細胞老化がどのような指標によって鈍化もしくは加速するのかということを解明する。
それを遂行するにあたっての問題は、対象者の中ですでに転居してしまった方がいることである。住所が遠方になっている場合、再度の採血はむずかしいと思われる。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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