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2012 Fiscal Year Annual Research Report

常染色体劣性遺伝性家族性筋萎縮性側索硬化症の新規原因遺伝子同定

Research Project

Project/Area Number 22590923
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

高橋 祐二  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00372392)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords筋萎縮性側索硬化症 / 連鎖解析 / エクソーム解析
Research Abstract

本研究の目的は,常染色体劣性遺伝性の家族性筋萎縮性側索硬化症(FALS)の3家系における,原因遺伝子の同定である.そのために,ホモ接合性マッピングによる連鎖解析を行い,同定された候補領域に存在する全遺伝子のスクリーニングを行う.平成22年度は,候補領域に存在する約40遺伝子の全エクソンについて,特異的プライマーを設計し,gradient PCRを用いた条件検討により,均一な反応条件で遂行可能なゲノムPCRの系を確立した.また一方で,欠失・重複変異などのコピー数変異,遺伝子再構成などの検出のため,オリゴヌクレオチドプローブを用いたアレイCGHを作成した.平成23年度には,これらの遺伝子の全エクソン配列解析及びコピー数解析を行ったが,明らかな変異を認めなかった.そこで,平成24年度には,本研究に用いた3家系のうち,連鎖解析による候補領域の最も狭い(約470Mb)一家系について,エクソーム解析と組み合わせた原因遺伝子変異同定を試みた.その結果,dbSNP, NHLBI-ESP, 1000 genomesなどの公開データベースに登録されていない,ホモ接合性の新規非同義性一塩基置換を候補領域において一つのみ認め,原因遺伝子変異候補と考えられた.この塩基置換は家系内で共分離しており,日本人正常対照461名にも認めなかった.しかしながら,既知の原因遺伝子変異を認めないFALS家系20家系におけるスクリーニングを行ったが,明らかな変異は認められなかった.同定された変異がPathogenic mutationであるかどうかについて確定するためには,より多くのFALSにおける解析が必須であると考えられた.

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Exome analysis for early-onset amyotrophic lateral sclerosis with autosomal recessive mode of inheritance.2012

    • Author(s)
      Yuji Takahashi, Koichiro Higasa, Satoshi Takagi, Tadashi Kurita, Hiroyuki Ishiura, Jun Mitsui, Yoko Fukuda, Jun Yoshimura, Taro L. Saito, Shinichi Morishita, Jun Goto and Shoji Tsuji
    • Organizer
      American Society of Human Genetics 62nd Annual Meeting
    • Place of Presentation
      San Francisco, Ca., USA.
    • Year and Date
      20121108-20121108

URL: 

Published: 2014-07-24  

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