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2012 Fiscal Year Annual Research Report

アディポネクチンの結合蛋白を介した血管代謝機構の解明

Research Project

Project/Area Number 22590978
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

木原 進士  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20332736)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords生体分子
Research Abstract

当初の方法を用いて、アディポネクチンの結合蛋白質としてシスタチンCを同定し、培養血管内皮細胞を用いたバイオアッセイによりシスタチンCがアディポネクチンの血管保護作用を障害することを明らかにした。しかし、その後に各組織を用いて行ったウエストウエスタンブロットから同定した蛋白質は、それぞれのcDNAをタグ付きの発現ベクターに組み込み、アディポネクチンと共発現する系でいずれもアディポネクチンとの特異的な結合を確認できなかった。そこで抗体を変更し磁性ビーズを用いて、より特異的かつ強力に免疫沈降させる系を構築し直した。
本年度はこの系を用いて、電気泳動上で抗アディポネクチン抗体と対照イムノグロブリンとの間にコントラストのあるバンドの質量分析を行った。非還元状態での電気泳動において複合体を形成していると考えられる分子量のバンドから候補となる分子を決定し、候補分子のcDNAを順次タグ付きの発現ベクターに組み込んでアディポネクチンとの結合性を検討し、アディポネクチンと特異的な結合能を持つ膜蛋白質と分泌蛋白質を各1分子ずつ同定した。これらのcDNAに変異を導入してアディポネクチンとの結合部位を研究中である。並行してアディポネクチンと結合しない変異体を作成し、分泌蛋白質に関してはタグを用いとた精製によりアディポネクチンの血管保護作用への影響を、膜蛋白質に関してはアディポネクチンシグナルへの影響を研究中である。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] Adiponectin regulates vascular endothelial growth factor-C expression in macrophages via Syk-ERK pathway.2013

    • Author(s)
      Hu D
    • Journal Title

      PLoS One

      Volume: 8 Pages: e56071

    • DOI

      10.1371

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2014-07-24  

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