2012 Fiscal Year Annual Research Report
In vivo cross-link法による治療抵抗性うつ病関連蛋白質の検索
Project/Area Number |
22591259
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
大城 将也 浜松医科大学, 医学部, 研究員 (40567880)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 勝昭 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 准教授 (00285040)
岩田 圭子 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, その他 (30415088)
立花 太郎 大阪市立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80311752)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | うつ病 / セロトニン・トランスポーター / 治療抵抗性 / 中枢神経系 / In vivo cross-link法 |
Research Abstract |
本研究計画はTime-controlled transcardiac perfusion cross-linking法(tcTPC法:通称 In vivo cross-link法)によりSSRIの脳内セロトニン・トランスポーターへの作用を阻害する原因タンパク質分子を検索し、治療抵抗性うつ病の病態解明を目指すものである。 昨年度に引き続きIn vivo cross-link法およびPull down法による候補分子検索を行った。セロトニン・トランスポーター(SERT)を抗原とする高力価抗体(エピトープはN末端)によるIn vivo cross-link法で得られた85種類のタンパク質から、ショットガン解析によりスコアおよび分子の機能などを参考に14分子が絞りこまれた。Pull down法で見出されたNSF(N-ethylmaleimidesensitive factor)およびsyntaxin 1Aを加えて16分子のセロトニン神経での発現を確認するため、マウス脳縫線核由来のprimary culture neuron の作製を行い、16分子全ての発現をこの神経細胞で確認した。さらに、これらSERT binding proteinsについてprimerを作成し、SYBR Greenを用いたリアルタイムPCRの予備実験を行ったところ、上記のうち14分子についてヒトリンパ球での発現が確認された。 平成24年度内に結論を得るには至らなかったが、今後はこのprimerを用いて治療抵抗性うつ病等疾患サンプルでのリンパ球発現をTaqMan assayを用いたリアルタイムPCRで評価するとともに、In cell ELISAによるNSFの機能評価を行い、治療抵抗性うつ病の病態解明につなげていきたい。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)