2012 Fiscal Year Annual Research Report
動脈硬化病変の進展における老化制御遺伝子(BuBR1)の関与と新しい制御法の開発
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22591408
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
郡谷 篤史 九州大学, 大学病院, その他 (50364154)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前原 喜彦 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80165662)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 動脈硬化 / 老化 / 活性酸素 |
Research Abstract |
老化に関連したBubR1遺伝子発現の低下により活性酸素に対する反応障害を認め、ヒト大動脈平滑筋細胞の増殖能の低下が起こりうることが示唆された。(1)若年と老年ドナーからのヒト大動脈平滑筋細胞を用いて、老化に伴う細胞周期遺伝子BubR1発現の減少とNitric oxide synthase activityの低下を確認した。(2)若年と老年マウスを用いて老化に伴う細胞周期遺伝子BubR1発現の減少を確認した。(3)病理解剖標本より提供された、動脈硬化血管および正常大動脈血管を用いて、動脈硬化に伴う細胞周期遺伝子BubR1発現の減少を確認した。(4)ノックアウトマウス(BubR1 hypomorphic mouse, BubR1-ApoE double knockout mouse)の作製及び分子機構の解明及び動脈硬化病変に対する影響の解析を行っている。以上の結果をまとめ、論文発表、学会報告した。 論文:A Guntani et. al.、Reduced Proliferation of Aged Human Vascular Smooth Muscle Cells -Role of Oxygen-Derived Free Radicals and BubR1 Expression 、査読有、J Surg Research 170、2011、143-149 doi:10.1016/j.jss.2011.03.024 学会発表:郡谷篤史等、6th Annual Academic Surgical congress、平成23年、アメリカ
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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