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2011 Fiscal Year Annual Research Report

乳癌の発生・進展におけるカテプシンEの役割と乳癌の発症予防に関する研究

Research Project

Project/Area Number 22591438
Research InstitutionNagoya City University

Principal Investigator

杉浦 博士  名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (20381882)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山下 啓子  名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (70332947)
遠山 竜也  名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (30315882)
Keywords乳癌 / カテプシンE / 予後因子
Research Abstract

本研究は、乳癌の発生・進展におけるカテプシンEの役割を解析し、1.血清カテプシンEの乳癌の早期発見および予後予測因子としての意義、2.カテプシンEの乳癌の発生・進展への関与、3.カテプシンEの乳癌の予防薬としての可能性について検討することを目的としている。
これまで、乳癌患者および健常人女性の血清カテプシンEの濃度および活性の測定を行い、血清カテプシンEの活性は乳癌の患者において健常人女性より低いこと、また、乳癌の病期が進行するに従い血清カテプシンEの活性が低下することを見出した。
さらに、浸潤性乳癌の患者において、血清カテプシンEの濃度が高いほど予後が良好であることを見出した。
以上より、血清カテプシンEの活性は乳癌の早期発見のマーカーおよび乳癌の予後因子としての役割があることが推察された。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

臨床サンプルを用いた検討は予定どおり達成できているが、カテプシンEの乳癌における役割の基礎的検討(メカニズムの解析)がやや遅れている。

Strategy for Future Research Activity

(今後の推進方策)カテプシンEの乳癌における役割の基礎的検討(メカニズムの解析)を継続して行っていく。
(次年度の研究の使用計画)乳癌培養細胞、カテプシンEノックアウトマウスを用いた研究を行う。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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