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2011 Fiscal Year Annual Research Report

胃癌の腹水微量癌細胞の分子生物学的診断法の開発

Research Project

Project/Area Number 22591468
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

菊池 史郎  北里大学, 医学部, 准教授 (30161417)

Keywords胃癌
Research Abstract

胃癌診断において腹膜播種の正確な診断は最も重要な項目の一つであることは言うまでもない。腹膜播種とは肉眼レベルでの腹膜転移のことを意味するが、近年細胞レベル(細胞診)あるいはDNAレベルにおいても胃癌においては臨床的重要性を有することが注目されている。われわれは、胃癌において最も高頻度に癌特異的メチル化を有する遺伝子としてHOPX,Reprimoを同定している。今回、腹水洗浄細胞診を行った100例の胃癌患者のメチル化を測定しDNA診断のポテンシャルを明らかにする。メチル化の感度を測定するにあたり、full methylationの遺伝子の500分の1の感度で検出が可能なことを明らかにしている。しかし、明らかにバンドとして検出できるレベルは200-300分の1以上のメチル化DNAの混在が必要である。この感度がCy1の感度よりも上であれば臨床的有用性は高いと考えられるが、低いならば臨床的に有用性が確認できないとの結果になる。現在、PCRの技術が安定している技術者を育成中であり、育成後すでに抽出しているDNAに対してPCRを実行する。今年度中に解析を行う。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

微小DNAの感度の限界を確認し、PCR技術の安定した人間の育成に全力を挙げている。

Strategy for Future Research Activity

今年度中に結果を解析する。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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