2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22591550
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
山岸 正明 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40182422)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前田 吉宣 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20438203)
八島 正文 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30256565)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 肺動脈弁 / ポリテトラプルオロエチレン |
Research Abstract |
独自に開発した伸延機を使用して、臨床使用に用いられている0.1 mm厚ePTFE membraneを加熱・伸展し、超薄型ePTFE membraneを作成した。このePTFE membraneの厚さは約0.05mm。この超薄型ePTFE membraneを用いて、新たに改良したfan-shaped valveを作成し、bulging sinus付きePTFE人工血管内面にePTFE sutureを用いて縫着し、3弁付き導管を作成した。 この3弁付き導管を右心系循環モデル内で弁機能を検討した(米国Gore-Tex社)。この結果、優れた弁機能(開放、閉鎖)が立証された。 この超薄型ePTFE membraneによるfan-shaped valve(3弁)を縫着したbulging sinus付きePTFE人工血管(径8mm~24mm、2mm刻みの9種類)を体重に合わせて選定(正常肺動脈弁輪径の約130%の径を基準)し、京都府立医科大学倫理委員会の承認の下に、臨床試験を行った。 臨床試験続行中であるが、現在のところ弁機能は非常に良好で、狭窄、閉鎖不全による再手術が必要な例は認めていない(姑息手術例を除く)。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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