2012 Fiscal Year Annual Research Report
血管内皮前駆細胞移植による血管新生療法に対するShh遺伝子治療の併用効果
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22591555
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
岡崎 悌之 久留米大学, 医学部, 講師 (00289456)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊井 正明 大阪医科大学, 医学部, 講師 (10442922)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 細胞治療 / 遺伝子治療 / 血管新生 |
Research Abstract |
研究計画に準じて2年間のin vitroとin vivo(ヌードマウスの実験)により、以下のような結果を得て論文を作成した。1)CD34陽性細胞にSHhシグナル伝達系が存在する 2)SHhはCD34陽性細胞の増殖・接着・遊走能を亢進する 3)SHhはCD34陽性細胞のHUVECが形成する管腔構造への取り組みを促進したこと 4)SHhがCD34陽性細胞の血管内皮細胞および血管平滑筋細胞への分化能を高めるというin vitroの結果を得て、ヌードマウスの下肢虚血モデルにSHhと共培養したCD34陽性細胞を虚血肢に移植した。この細胞の移植群では、コントロール群やCD34陽性細胞のみの移植群と比較し血流改善を認め、組織解析において血管内皮細胞および血管平滑菌細胞に分化したことが明らかとなった。さらに、in vitroの結果で、SHhと共培養したCD34陽性細胞においてSHhシグナル関連遺伝子の発現だけでなく、血管新生関連遺伝子の発現も認めていた。 論文:Circulation Researchに提出し、その査読に対して、H24年度後半は追加実験を行い、再提出する予定である。 CIRCRES/2012/300381: Graded Sonic Hedgehog Signaling Regulates VasculogenicFate and Function of Human CD34 Positive Cells in Ischemic Tissue また、これらの結果から3年目の研究として臨床データの解析を行う予定であった。よって、「ヒト末梢血CD34陽性細胞におけるSonic Hedgehogシグナルの解析」という研究テーマで久留米大学倫理委員会に提出し、H25年1月に承認された。現在、糖尿病患者の血液データ解析を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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